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曜日ごとの集計

曜日効果という考え方があります。
特定の曜日に株価が上がりやすかったり、下がりやすかったりするという、市場のアノマリーのひとつです。

日経平均の月足の解析のページで月ごとの日経平均株価の動きを見ましたが、

ここでは曜日別に集計してみたいと思います。

使ったデータは1991年から2006年2月までです。

 

それぞれの日について日経平均株価の前日比を計算し、

それを曜日別に集計しました。

これがその結果です。

  上げ 上げ率 下げ 上げ率 平均 標準偏差 最小 最大
月曜 333 46.639 381 53.361 -0.117 1.656 -6.979 7.962
火曜 381 50.665 371 49.335 0.057 1.304 -5.107 4.316
水曜 373 49.273 384 50.727 0.009 1.445 -6.634 7.489
木曜 387 51.258 368 48.742 0.056 1.400 -5.783 6.126
金曜 371 49.204 383 50.796 -0.017 1.406 -5.239 7.546
トータル 1845 49.437 1887  50.563 -0.001 1.445 -6.979 7.962

 

一番下の行に全部の曜日をトータルした値をのせてあります。

これによると、3732日のうち、上がった日は1845日で約49.4%、

下がった日は1887日で約50.6%です。

平均の騰落率は-0.001%ということで、これはほぼゼロと見なしていいでしょう。

標準偏差は1.45%で、最大値、最小値は表のとおりです。

 

これを基準に各曜日の傾向を見てみると、

火曜から金曜は特におかしな数字ではありませんが、月曜日が少し気になります。

他の曜日が49%から51%台の上げ率なのに対して、

月曜の上げ率は46.6%とかなり低い数字になっています。

それに対応して平均の騰落率も-0.117%ということで、

他よりも2倍ほど絶対値が大きくなっています。

また、標準偏差についても2割程度大きく、

さらに最大値、最小値も月曜日に記録しています。

以上のことから、月曜日は他の曜日に比べて下がることが多く、

しかも値動きも大きいということが言えます。

 

しかしこれが統計的に有意かというと、そうではありません。

月曜の変動率の平均が0かどうかを有意水準95%のt検定で調べてみると、

仮説は棄却されませんでした。

つまり、本当に月曜日に株価が下がりやすいかどうかは分からず、

単に運が悪かっただけということも考えられるのです。

さらにこれは過去の値動きについての話であって、

仮にこういう傾向があったからといって、今後もそれが続くとは限りません。

 

曜日効果については参考程度に頭の片隅に置いておくのが良いでしょう。


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