今から30年後、あなたは何をやっていると思いますか?
まだ元気で仕事してますか?
それとも引退して悠々自適の生活を楽しんでますか?
日常生活のなかで、遠い将来に思いを馳せる機会は意外とありません。
やりたい事、やらなければいけない事、なんとなくやっている事、
事情は様々ですが、なんだかんだとやる事はあります。
そういった日常の生活にどっぷりとはまってしまうと、
ゆっくりと未来の事を考える時間などというのはすぐになくなってしまいます。
あれこれと忙しくしているうちに、あっという間に一年経ち、二年経ち、
どんどんと時間だけが過ぎ去って行きます。
でも、そんな人生つまらないと思いませんか?
何かに追われるようにあくせくとした毎日を送るより、
のんびりと自分のやり事をやって人生を楽しみたいものです。
…などという哲学的な話は置いておくとして、ここでは長期投資の話をします。
長期投資において重要なのは、なんといっても将来性のある企業を見つけることです。
例えば、トヨタや武田薬品といった現在では誰でも知っているような大企業も、
創業当時はもちろん無名の小さな会社だったのです。
そういった時期に将来性を見出して投資をしておけば、
あとは半永久的に株を持っているだけで資産が増えていくのです。
もちろん現在の無名なちっちゃな会社のなかにも、
将来押しも押されもしない大企業になるものがあるはずです。
では、企業の将来性を評価するためにもっとも重要なことは何か?
それは時代の流れを読むことではないかと思います。
一年や二年の話ではありません。
十年、二十年、三十年後の日本の姿を想像し、
そのとき必要とされている企業とはどんなものか?
そこを銘柄選びの出発点にしようということです。
そもそも三十年後、日本はどうなっていると思いますか?
アメリカとはまだ仲良く同盟関係にあると思いますか?
アジアの中で何番目くらいの地位を保っていると思いますか?
消費税は何%でしょうか?年金問題は?少子化問題は?
そういったもろもろのことが現在の投資判断に影響を及ぼしてきます。
そしてそういった環境のなかで、
日本国民が何を考え、どういった生活を送っているのかということです。
車社会は健在でしょうか?まだみんなテレビを見ているのでしょうか?
今と同じ仕組みの洗濯機を使っているのでしょうか?
パソコンの形は今と一緒でしょうか?インターネットは?
もちろん、三十年も先の世界をそれほど正確に予想できる人はいません。
ただ言えることは、私達が想像しているよりも、世界は劇的に変化するだろう、
ということです。
考えても見て下さい。
今ではみんなが当たり前に使っている携帯電話やインターネットも、
本格的に普及したのはここ数年の話です。
ポケベルを使っていた時代の事を覚えてますか?
音響カプラなんて、そもそも知ってますか?
さらに遡れば、60年前まで日本は戦争ばかりやっていたのです。
これから30年の間に再び戦争にならないとも言い切れません。
しかし、
だからといって遠い未来を予想することが無意味であるという事にはなりません。
大企業へと成長する企業は、必ず時代の流れに沿った戦略を持っています。
世の中の微妙な変化をいち早く察知し、
それに対応した行動をとれる企業が将来の大企業なのです。
そういった企業を我々が見つけ出すためには、
常に自分なりの未来予想図を心の中に持っていなければいけないと思うのです。
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