株価は何で決まるか
株式市場が開いている限り、株価は常に変動しています。
いったい何を根拠に騰がったり、下がったりしているのでしょうか?
株価を決めている要因は何なのでしょうか?
一番大きな要因は、もちろんその会社の業績です。
利益を安定して出していて、しかもそれが毎年増えつづけているような企業の株価が高いのは当たり前の話です。
本来、株価はその企業の価値のみによって決まるべきものであり、
その他の要因はノイズに過ぎません。
この考えをもとにして株価を評価する手法がファンダメンタル分析です。
つまり、企業が公表する財務諸表や決算報告書をもとに、
その会社の持つ価値を計算し、
また今後収益状況がどのようになるかを予測することによって、
妥当な株価を割り出すわけです。
これが銘柄分析の基礎であり、ほぼすべてと言っても過言ではありません。
しかしながら上で述べたように、毎日株価は動き続けます。
これは需給関係や人気、うわさ、思惑などによって株価が動かされているのであって、
その会社本来の価値とはほとんど、あるいはまったく関係がありません。
いわゆるマネーゲームというやつです。
この予測不可能な株価の動きを予測しようとする分析手法がテクニカル分析です。
テクニカル分析の信者は株価のチャートを見て、
25日移動平均線がどうしたとか、
ボリンジャーバンドがどうしたとか、
そういったことばかり言っています。
長期投資家にとっては、マネーゲームの結果として誰が勝とうが負けようが関係なく、
本来企業が持っている価値に比例して株価が上昇してくれれば良いわけで、
こういったノイズは無視することができます。
しかし、中期的に見るとまったく無視するわけにもいきません。
株価は、この2種類の人たちの評価の合算で決まってくるわけですが、
一般的にテクニカル派の人たちによる影響力の方が大きいことが知られています。
特に何も材料がなく、企業価値がまったく変わらない状態であっても、
マネーゲームによって株価が何倍にも、時には何十倍にもなったりします。
またこの不均衡な状態が数年にも及ぶことが少なくありません。
長期的にみれば、その不均衡はいずれ補正されるのですが、
数ヶ月から2,3年のタームで考えている中期投資家にとっては、
この理不尽な株価の乱高下が致命傷になったりします。
短期投資を行う人たちにとってはこの問題はさらに深刻で、
一日で資産の何%もの利益や損失がでることになります。
ただし短期投資家と名乗る人は、大体の場合、投機家やギャンブラーであり、
マネーゲームをやっている張本人なので、とくに同情の余地はありません。
最近はやりのディトレは、まさにこのマネーゲームなわけで、
長期投資と比較して明らかに不利であるにも関わらず、
何故これほどまでに人気があるのでしょう?
理由はいくつか考えられますが、一番の理由は博打の依存性ではないかと思っています。
パチンコや競馬で負け続けている人たちを見ればわかるように、
いくら損をしても、なかなかやめられないのが博打というものです。
短期投資は投機でありギャンブルに近いものなので、
いくら負けようが楽しさを感じる人もいるわけです。
ギャンブルというのは大体そうですが、
リスクが大きい分リターンも大きく、
うまくいけば一日で大変な額を稼ぐことが可能です。
しかし当然のことながら長続きはせず、
結局は資金の大部分を失って市場から退場するのが、
一般的な短期投機家だというふうに言われています。
このページを読んでいる方には、このような短期のマネーゲームに惑わされることなく、
着実に収益をあげることの出来る長期投資を強くおすすめします。
賢く儲けましょう。
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