心霊写真
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一言でいうと、
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テクニカル分析なんて、インチキな心霊写真のようなものだ、
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という話です。
突然ですが、
あなたは霊の存在を信じますか?
考え方は人それぞれで、いろいろ事情もあるでしょうから、
なかには信じている人もいるかと思いますが、
私は非科学的な事はまったく信じません。
まぁそれはそれとして、ここで問題にするのは、
ニセモノの心霊写真です。
私はあまり詳しくありませんが、心霊写真で一番多いのは、
人がいないはずのところに人の顔がある、というタイプではないでしょうか?
例えば、窓ガラスに映った何かの影だとか、
どこかの岩の模様が人の顔に見える、だとか、
どこかの旅館の天井の木の模様が人の顔に見えたとか、
そういった類のものです。
私に言わせれば、そりゃたまには人の顔に見える模様もあるだろうという話です。
それをいちいち霊のせいにしていたらきりがないと思います。
そもそも人間というのは、人の顔を識別するのが得意です。
つまり生きていく中で、人の顔を判別できないと大変ですから、
人の顔をうまく処理できるように脳が出来上がっているわけです。
ある意味、本能とも言えます。
例えば雲のように、全くでたらめな模様を見たとします。
すると人間は無意識に人の顔だとか、生き物だとかを探してしまうわけです。
月の模様を見てうさぎに見えたり、
星の並びを見てさそりとか熊とかに見えるのと同じ理屈です。
人の顔が写っているという心霊写真の大部分は、
こういった事で説明できると思います。
自分に霊感があると思っている人というのは、
写真を見るときに無意識にそういうのを探してしまう人、
だったりするのだと思います。
さて、この話を株のテクニカル分析にあてはめてみます。
人がチャートを見るときの目的といえば、
やはり将来の株価を予想することでしょう。
過去の動きがどんな感じだったら、将来はどういった動きをするか、
という法則を常に探しているわけです。
するとどうなるかと言えば、
ありもしない法則を発見する、
といった結果になるわけです。
昔の人が星を見て、乙女だとかカニだとかを見つけたのと同じように、
チャートの中にトレンドラインだとかダブルトップだとかを見つけるわけです。
多くの場合、それらは旅館の天井に見える人の顔と同じように、
もともと意味なんて何もないものなわけです。
でも本屋にいけばテクニカル分析の本がいっぱいあるじゃないか、
という反論もあるかと思います。
しかしよく考えて下さい。
さそり座がさそりに見えますか? オリオンって何ですか?
結局ものごとの決まり方なんていうのはそういうもので、
最初に、これはさそり座だ、って決めてしまえばそうなることもあるのです。
ただ、株価の決まり方は美人投票みたいなものだ、
という側面がありますので、すべてのテクニカル分析が無意味というわけでもありません。
極端な話ですが、市場参加者が全員、
一目均衡表やエリオット波動理論、ギャン理論といったものを信じていれば、
株価はそれに従って動くのです。
現代の市場においても、無視できない程度のテクニカル分析派がいると思われるため、
まったく無視するのは得策ではない、ということになるわけです。
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